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薬の効かないスーパー淋病

性感染症として有名な淋病。現代においては「セファロスポリン系」と呼ばれる抗生物質で治療できるため、淋病はそれほど恐ろしい病気ではなくなっていた。

ところが、2011年にカナダで開かれた国際性感染症研究会議の席上で、スウェーデンの医師が「2008年に、日本と韓国の風俗店店員から「治療不可能な淋病の変異株」が発見されたと報告。

それは、突然変異によってセファロスポリン系抗生物質に耐性を持ったスーパー淋病「H041」だったのである。

世界保健機関のナラシマン博士は、H041について「新しい抗生物質が開発されない限り、有効な治療はないかもしれない」とコメント。

ジスロマックという抗生物質が効くともいわれているが、その効果は30%程度だと報告されている。

そして、やがてジスロマックにも耐性を持った菌が生まれる可能性もゼロではないのだ。
スーパー淋病から身を守るには、信頼できる特定の相手とだけというルールを守るしかない。